裸の写真や動画を頼まれた…断り方と困ったときの相談先

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スマートフォンを伏せた机で、相談することを考える成人女性

この記事は、親密な関係の中で性的な写真や動画の撮影・送信を頼まれ、気が進まない、断りづらい、不安だと感じている方に向けて書いています。具体的な場面の描写や画像の内容には触れません。気持ちの扱い方、断り方の編集例、困ったときの相談先に絞ってお伝えします。

この記事は、親密な関係の中で性的な写真や動画の撮影・送信を頼まれ、気が進まない、断りづらい、不安だと感じている方に向けて書いています。具体的な場面の描写や画像の内容には触れません。気持ちの扱い方、断り方の編集例、困ったときの相談先に絞ってお伝えします。

「嫌だな」「不安だな」という気持ちは、大切な判断材料です。理由をうまく説明できなくても、その気持ちを尊重してかまいません。

「嫌だな」と感じたら、その気持ちを優先してよい理由

理由を言葉にできなくても、断ってよいことに変わりはありません。
理由を言葉にできなくても、断ってよいことに変わりはありません。

恋人やパートナーから頼まれると、「関係が悪くなるかもしれない」と考えて、断りにくくなることがあります。けれども、気が進まないという気持ちはわがままではありません。

同意についての教育資料(RAINN「Consent 101」)では、同意とは明確で自発的な合意であり、圧力や操作、恐れのない状態が前提だと説明されています。断りにくさや怖さを抱えたまま応じる状態は、自発的な合意とは言いにくいと考えられます。これは同意の考え方を整理するための教育上の説明です。日本の法律で何が成立するかを示すものではありません。

同じ資料では、同意は継続的に確認するもので、過去の合意や別の行為への合意から推測してはいけないこと、途中でも変更や撤回ができることが示されています。以前に応じたことがあっても、交際期間が長くても、今回応じる理由にはなりません。

撮影・送信・共有は別々に確かめる

ひとつに「いいよ」と言っても、他の二つに広がるわけではありません。
ひとつに「いいよ」と言っても、他の二つに広がるわけではありません。

「撮る」「送る」「相手が保存する、または誰かに見せる」は、ひと続きの流れに見えても、本来は別々の判断です。ここでは、同意の考え方を日常の場面に当てはめた編集上の整理としてご紹介します。個別の法的判断ではありません。

  • 撮影:撮ること自体に納得しているか。
  • 送信:撮ったものを相手に渡してよいか。
  • 共有・保管:相手が持ち続けてよいか、第三者に見せたり転送したりしないことを確かめられるか。

「撮るのはいいけれど送るのは嫌」「送るのは考えるけれど、保存や共有は嫌」という線引きも、自然な選択です。ひとつに「いいよ」と言っても、他の二つに広がるわけではありません。途中で気持ちが変わったら、そこで止めてかまいません。

パートナーとの境界線や同意の話し合い方については、次の記事も参考になります。

断り方の短い編集例と、不安があるときの考え方

自分の言葉に直して使ってかまいません。
自分の言葉に直して使ってかまいません。

断るときは、理由を説明しきれなくても大丈夫です。短く、自分の言葉で伝えられる形をいくつか挙げます。以下はあくまで編集例です。実際に誰かが送った文章でも、効果があった文章でもありません。相手の反応を保証するものでもありません。

編集部

編集例1:「その写真や動画は、私は送らないことにしています。」

編集例2:「気が進まないので、撮ることはしません。」

編集例3:「考えてみたけれど、やっぱり応じられません。」

自分の言葉に直して使ってかまいません。文章で伝えるのが難しければ、無理に返信せず、考える時間を作ることもできます。

断れば必ず安全になる、とは言えません。また、直接会って話し合えば解決する、とも言えません。不安があるときは、ひとりで何とかしようとせず、次の章の相談先を使うことを考えてください。警察庁の案内でも、性的な写真を撮る・送る要求を断ることとあわせて、不安や脅しを感じた段階でも警察などに相談するよう案内されています。

すでに送ってしまった・脅されて不安なときの相談先

判断に迷うときも、まず窓口に状況を伝えて、今できることを確認する形で構いません。
判断に迷うときも、まず窓口に状況を伝えて、今できることを確認する形で構いません。

「もう送ってしまった」という状況でも、自分を責める必要はありません。ここでは、状況を整理して相談につなぐための基本的な考え方をまとめます。

相談のために手元でできること

警察庁の案内では、着信履歴や相手からのメールなどを保存しておくことが示されています。相談するときに、状況を説明しやすくなります。保存の対象は、相手からの連絡のやり取りや状況の記録です。性的な画像そのものを誰かに転送したり、再投稿したりする必要はありません。

画像が公開されてしまった場合は、サイトやサービスの運営者(provider等)に削除を依頼する方法が案内されています。これは公開先への通報や削除の相談です。相手の端末の中身をすべて消させることとは別のものです。また、削除が確実にできる、完全に回収できるといった結果は保証できません。

目的に合わせた相談先

受付時間や料金は窓口や地域によって異なる場合があります。ここでは一律の数字は示しません。

  • 今まさに危険が迫っている、緊急の事件や事故:110
  • 緊急ではないが、生活の安全に関わる相談:最寄りの警察署、または #9110
  • 性犯罪・性暴力に関する相談:全国共通の #8891(最寄りのワンストップ支援センターにつながります)

脅されている、画像の扱いに不安があるなど、警察への相談が合う場合は #9110 や最寄りの警察署が選択肢になります。心身のつらさに加えて、医療やカウンセリング、法律面もあわせて相談したい場合は #8891 が選択肢になります。

一部のIP電話などでは #8891 につながらない場合があります。その場合は、各地域のワンストップ支援センターに直接連絡する方法が公式に案内されています。お使いの電話環境で接続できないときは、内閣府男女共同参画局の公式ページでご確認ください。

警察への相談は、不安を感じた段階でしてよいと案内されています。判断に迷うときも、まず窓口に状況を伝えて、今できることを確認する形で構いません。

参考にした情報

個別の状況に対する法的・医学的な判断を示すものではありません。
個別の状況に対する法的・医学的な判断を示すものではありません。

本記事は、次の公式情報を2026年10月27日に確認して作成しました。個別の状況に対する法的・医学的な判断を示すものではありません。