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PMS / イライラ・落ちこみ / 記録 / パートナー / 治療

生理前のゆらぎは、性格のせいじゃない

生理前になると、イライラする、落ちこむ、眠い、むくむ。彼に当たってしまって、あとで自己嫌悪。PMS(月経前症候群)のしくみと、記録で自分のパターンを知る方法、パートナーとの付き合い方、婦人科で相談できる治療をまとめています。

ここで紹介しているのは一般的な情報です。強い痛みや急な変化、不安が続くときは、ひとりで抱えずに婦人科で相談してください。

PMSは、生理の3〜10日前から続く不調

日本産科婦人科学会によると、PMSは生理の3〜10日くらい前から続くこころとからだの不調で、生理が始まると自然に軽くなったり消えたりします。生理前に女性ホルモンが急に減る変化が関わっていると考えられています。

まずは記録して、自分のパターンを知る

毎日の気分や体調を、生理管理アプリや手帳に2〜3か月つけてみてください。「生理の何日前から荒れやすいか」が見えてくると、その時期の予定を先にゆるめられます。記録は、婦人科で相談するときにも役立ちます。

パートナーには、調子がいいときに伝えておく

荒れやすい時期を先に共有しておくと、ぶつかったときにおたがい受け止めやすくなります。当たってしまったら、落ち着いてから短く謝れば大丈夫。その時期に気が乗らない日は、無理に応じなくていいのです。

生活の工夫と、婦人科での治療

睡眠をとる、気分転換やリラックスの時間をつくる、甘いものやお酒を控える。学会がすすめている対処です。ただ、「これを食べれば整う」という食べ物はありません。生活に響くほどつらいときは、婦人科で治療を相談できます。

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よくある疑問

PMSって、どのくらいの人にありますか?

日本産科婦人科学会によると、日本の女性の70〜80%が、生理前に何らかの不調を感じています。日常生活に困るほど重い人は5%ほどです。軽いものが多いとはいえ、つらさをがまんし続ける必要はありません。

生理前だけ、ひどく落ちこむのもPMS?

こころの症状が重く、日常生活を送るのもむずかしい場合は、月経前不快気分障害(PMDD)と診断されることもあります。「生理が始まると楽になる」をくり返しているなら、記録をつけて婦人科や心療内科で相談してください。死にたい気持ちになるときは、すぐに医療機関に相談を。こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)も使えます。

PMSは、婦人科でどんな治療ができますか?

学会は、低用量ピルで排卵を抑える方法、SSRIという抗うつ薬、漢方薬、痛み止めやむくみをとる薬などをあげています。どれが合うかは症状や体質によるので、症状の記録を持って相談してみてください。

サプリや食べ物で、PMSはよくなりますか?

飲むだけ・食べるだけで治ると言い切れるものはありません。学会は、食物繊維の多い穀類や野菜、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB6などをとり、甘いものやお酒、たばこを控えることをすすめていますが、食事だけで治すのは難しいことが多いです。つらさが強いときは婦人科へ。

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