避妊 / ピル / ミレーナ / コンドーム / アフターピル
避妊は、ふたりで選んで、ふたりで続ける
ピル、ミレーナ、コンドーム。どれが自分たちに合う?飲み忘れたらどうする?失敗したかもしれないときは?日本で選べる避妊の方法と、確実さ・続けやすさの比べ方、もしものときの緊急避妊をまとめています。
ここで紹介しているのは一般的な情報です。避妊に失敗したかもしれないときは、迷わず早めに薬局か婦人科へ。緊急避妊薬は、性交後72時間以内に飲む薬です。
日本で選べる方法と、確実さの違い
1年間の失敗率は、ミレーナなどの子宮内システムが0.3〜0.4%、低用量ピルが0.3〜7%、コンドームが2〜13%。幅があるのは、飲み忘れや付け方のミスで差が出るからです。腟外射精や、生理周期から「安全日」を読む方法だけに頼るのは避けましょう。
ピルは、飲み続けられるかがカギ
低用量ピルは、正しく飲めていれば確実さの高い方法です。飲み忘れたときの対処は、気づいたタイミングと何日分かで変わります。「太るのでは」という心配については、学会のガイドラインは、ピルと体重増加に因果関係はないとしています。
コンドームは、性感染症も防げる
ピルやミレーナ、緊急避妊薬は、性感染症を防げません。新しいパートナーとのときや、検査をしたかわからない相手のときは、ほかの方法を使っていてもコンドームを一緒に。サイズの合うものを、最初からつけるのが基本です。
失敗したかも、と思ったら72時間以内に
コンドームが破れた・外れた、避妊しなかったときは、性交後72時間以内に緊急避妊薬を1錠飲みます。早いほど確実です。2026年2月から、一部の薬局で処方箋なしで買えるようになりました。行く前に電話で、在庫と対応できる薬剤師がいるかを確かめましょう。
お泊まりや産後も、避妊の準備を
コンドームは、つける人だけが用意するものではありません。初めてのお泊まりの前は、自分でも持っておくと安心です。産後は、授乳中で生理が来ていなくても、出産から3週間たつと妊娠する可能性があります。
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よくある疑問
ピルを飲んでいれば、コンドームはいらない?
妊娠を防ぐ確実さは、正しく飲めていれば高い方法です。ただ、ピルは性感染症を防げません。新しいパートナーとのときや、感染の心配があるときは、コンドームも一緒に使いましょう。
生理中や生理前なら、避妊しなくても大丈夫?
日本産科婦人科学会の指針は、避妊しないセックスのあとに「妊娠の心配がない」と言える時期はほとんどない、としています。生理不順のときや、前の生理日がはっきりしないときはなおさらです。生理中・生理前でも避妊をしてください。
アフターピルは、前もって買っておける?
買い置きはできません。薬局では、買ったその場で薬剤師の前で飲む決まりです。買えるのは飲む本人だけですが、年齢制限や、パートナー・親の同意はいりません。メーカー希望小売価格は1錠7,480円(税込)です。
毎日飲むのが不安です。ほかの方法はありますか?
ミレーナは一度入れれば、交換するまで(5年を超えないうちに)毎日の手間がありません。2025年6月には、エストロゲンを含まない黄体ホルモンだけのピル(スリンダ)も発売されました。どれが合うかは体質や持病で変わるので、婦人科で相談してください。


